米エクソン、アーカンソー州でリチウム共同開発　テトラ社と

[２８日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルの子会社Saltwerxは、米テトラ・テクノロジーズと共同でアーカンソー州でリチウム鉱床を開発することに合意した。関係者が明らかにした。

エクソンをはじめとする従来型エネルギー企業は、リチウムの世界的な供給拡大を目指す新技術への関心を強めている。

水処理とリサイクル用の化学薬品を製造するテトラは今週、Saltwerxとの共同開発契約を発表。アーカンソー州でリチウムと臭素を含んだ塩水鉱床６１３８エーカー（約２５平方キロ）を開発するとした。財務条件は明らかにしていない。

エクソンは今年初め、この共同開発区画と隣接する１０万エーカーの土地を買い取った際にSaltwerxを買収していた。

エクソンはコメントを拒否。テトラからのコメントも得られていない。