- 2023/06/29 掲載
8月電気料金、8社下げ=燃料費下落、都市ガスも
関西電力と九州電力を除く電力大手8社は29日、8月の電気料金を値下げすると発表した。液化天然ガス(LNG)や石炭など燃料の価格が下落したことを反映した。
8社の下げ幅は、標準家庭で前月比210~470円程度。東京電力では327円安の7059円となる。電力各社は「燃料費調整制度」に基づき、燃料費の上昇分を事前に定めた上限まで利用者に価格転嫁し、超過分を自己負担している。6月に電気料金を改定しなかった関電と九電では上限に達した状況が続いており、価格を据え置く。
都市ガス大手4社も、原料となるLNG価格の下落を受けて値下げする。標準家庭で各社の下げ幅は、東京ガスが前月比270円、大阪ガスが273円、東邦ガスが284円、西部ガスが207円となる。
【時事通信社】
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