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  • スイス中銀、第1四半期の外貨売却323億フラン インフレ抑制で4期連続

  • 2023/06/30 掲載

スイス中銀、第1四半期の外貨売却323億フラン インフレ抑制で4期連続

ロイター

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[チューリヒ 30日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)は30日、第1・四半期に323億スイスフラン(359億ドル)相当の外貨を売却したと明らかにした。売却は4期連続。輸入物価の上昇を抑えるため、スイスフランの支援を続けている。

売却額は2022年第4・四半期の273億フランから増加した。以前は安全通貨と見なされるフランの上昇を抑えるために外貨を買っていた。昨年第1・四半期は57億4000万フランの購入だった。

中銀は先週、政策金利を0.25%ポイント引き上げた際、金融政策の観点から適切であれば今後も外貨を売却する方針を示している。

UBSのエコノミスト、フロリアン・ゲルマニエル氏は「国内のインフレリスクがくすぶり続け、主要貿易相手のユーロ圏や米国でインフレ率が中銀の目標を上回る限り、スイス中銀は外貨準備の売却を続け、輸入インフレを阻止しようとするだろう」と述べた。

外貨売却は、食品やエネルギーの輸入価格上昇の影響を抑えるのに役立つ。ただ国内のインフレ要因のほうが強くなり、価格上昇の動きが広がるに伴い、その効果は弱まる可能性がある。

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