- 2023/07/05 掲載
ホンダ、八千代工業をインド企業へ売却 TOBで完全子会社化後
TOB価格は1株1390円(4日終値は1183円)。関係当局の承認などを得て10月頃のTOB開始を目指す。TOBが成立すれば、八千代は上場廃止となる。
電動自動車シフトが進む中、部品供給網を見直す。八千代はガソリン車向け燃料タンクなどを手掛ける。四輪向け内外装樹脂部品を中心に事業をグローバルに展開するマザーサンとの連携で、八千代の販路拡大や樹脂製品の事業を強化し持続的な成長を図る。ホンダは八千代の二輪部品事業子会社の株式を取得し、八千代の経営資源を四輪に集中させる。
ホンダは現在、八千代株式の50.41%を保有、グループの完全子会社を通じ0.11%を間接保有し、連結子会社としている。ホンダは議決権の81%に相当する八千代株式をマザーサンに譲渡し残り19%を保有して合弁会社とする予定で、八千代とマザーサンとの連携を円滑に進める。
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