東京マーケット・サマリー（11日）

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後5時現在 140.52/54 1.1006/10 154.68/72

ＮＹ午後５時 141.31/32 1.0999/03 155.45/49

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べてドル安／円高の１４０円半ば。あすの６月米消費者物価指数（ＣＰＩ）発表や今月下旬に控える日銀会合を前に、持ち高調整的なドル売りや円買いが続いている。

＜株式市場＞

終値 前日比 寄り付き　　　 安値／高値　　

日経平均 32203.57 13.84 32434.67 32,084.42─32,468.70

ＴＯＰＩＸ 2236.4 -6.93 2256.09 2,231.26─2,257.05

プライム指数 1150.89 -3.58 1160.41 1,148.25─1,161.41

スタンダード指数 1105.91 -0.97 1110.62 1,104.47─1,112.01

グロース指数 1004.16 7.13 1003.81 1,002.51─1,012.21

東証出来高(万株) 133223 東証売買代金(億円) 31719.05

東京株式市場で日経平均は前営業日比１３円８４銭高の３万２２０３円５７銭と、小幅ながら６日ぶりに反発して取引を終えた。前日までに５日続落していた反動により、自律反発期待の買いが入った。ただ、為替の円高やテクニカルの弱気転換などが重しとなり、後場は前日終値（３万２１８９円７３銭＝１０日）近辺で一進一退の展開となった。米ＣＰＩの発表を控え、様子見ムードも強まり薄商いだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが７１８銘柄（３９％）、値下がりは１０２６銘柄（５５％）、変わらずは９１銘柄（４％）だった。

＜短期金融市場＞　

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.026

ユーロ円金先（23年9月限） ───

3カ月物ＴＢ ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス０．０２６％になった。前営業日（マイナス０．０２１％）をやや下回った。「日銀の国債買い現先オペの影響で取引が落ち着いてきた」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は閑散。

＜円債市場＞　

国債先物・23年9月限 147.74 (+0.19)

安値─高値 147.63─147.83

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.450％ (-0.015)

安値─高値 0.455─0.450％

国債先物中心限月９月限は前営業日比１９銭高の１４７円７４銭と４営業日ぶりに反発して取引を終えた。米金利の上昇が一服し買い戻しが優勢となった。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比１．５ｂｐ低下の０．４５０％。

＜スワップ市場・気配＞　

2年物 0.18─0.08

3年物 0.25─0.15

4年物 0.31─0.21

5年物 0.38─0.28

7年物 0.54─0.44

10年物 0.75─0.65