• 2023/07/12 掲載

午前のドルは139円半ばに下落、約1カ月ぶり安値圏

ロイター

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[東京 12日 ロイター] - 午前の東京外為市場でドルは調整ムードが続き、約1カ月ぶりの安値圏で推移している。正午時点では、前日のニューヨーク市場終盤時点(140.37/140.40円)から下落し、139.58/60円付近となっている。

ドルは朝方からじりじりと下落し、9時過ぎに節目の140円を割り込んだ。一時、139.37円付近まで下落する場面もあった。6月の米消費者物価指数(CPI)公表を今晩に控える中、持ち高調整の売りが強まった。

市場関係者からは、海外のヘッジファンドを中心に7月の日銀の金融政策決定会合での政策修正の思惑が強まっているとの声が聞かれた。「米国では雇用統計の下振れや中古車価格の大幅低下が確認され、今晩の米CPIの伸び鈍化も意識される中、日銀の修正の思惑が強く対円でドル売りが加速している」(野村証券のチーフ為替ストラテジスト・後藤祐二朗氏)との声が聞かれた。

後藤氏は、仮に7月会合で政策修正が決定された場合は、「ドルは135円台まで調整する可能性がある」とみている。

一方、日銀会合が無風通過となれば「足元でみられているポジション調整は落ち着くのではないか」(国内証券・チーフストラテジスト)との見方もあり、ドル/円は反発しやすいという。

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は12日、政策金利のオフィシャルキャッシュレート(OCR)を5.50%に据え置くことを決定した。これまでの利上げが想定通りに支出を抑制しインフレ圧力を弱めているとの認識を示した。

NZ中銀の政策金利発表を受けて、NZドル/円は一時、86円半ば付近まで下落したが、足元では87円付近で推移している。

ユーロ/ドルは1.1029/33ドル付近と、5月8日以来、約2カ月ぶりの高値圏で推移。ユーロ/円は153.98/02円付近で、朝方に比べてやや円高基調となっている。

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