- 2023/07/13 掲載
ユーロ圏インフレリスク、より均衡取れた状態=ECB当局者
総裁は、ECBが今月の理事会で利上げする可能性が高いことを確認したが、利上げが終了してもそれを宣言せず、さらなる行動が必要かを判断するために経済指標を注視することになるだろうと述べた。
総裁はまた、ECBが保有債券の売却について協議していないと言明。パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の下で購入した債券についても、満期償還資金の再投資を早期に停止することは考えていないと述べた。
「PEPPのフォワードガイダンスを前倒しすべきかという質問には現時点でノーと答える。ただ、想像できないことではない」とした。
1兆7000億ユーロ規模のPEPPで買い入れた債券は2024年末まで償還分を再投資することが決まっている。3兆2000億ユーロ規模の資産購入プログラム(APP)の下で買い入れた債券については再投資を既に停止している。
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