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  • 2023/07/13 掲載

VIXオプション取引活発、米株好調でも波乱に備える動き

ロイター

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[ニューヨーク 12日 ロイター] - シカゴオプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX指数)のオプション取引が活発だ。今は米株式市場が比較的落ち着いているが、株価が急落した局面に備える動きが広がっている。

リフィニティブのデータによると、12日の未決済建玉の1カ月移動平均は1380万枚と、6月下旬に記録した過去最高の1385万枚に迫っている。

VIX指数は投資家心理を反映する指標で「恐怖指数」とも呼ばれる。株価が上昇すれば低下し、下落すれば上昇する逆相関の動きをする。12日は、6月の米消費者物価指数(CPI)の一段の上昇鈍化を受け米株市場は上昇。VIX指数は1.13ポイント低下し13.71となり、6月下旬に付けた3年ぶり低水準の12.73に近づいた。

株価が堅調な中、VIXオプション取引が膨らんでいることについて、オプションメトリクスのクオンツ・リサーチ責任者、ギャレット・デシモン氏は、「ボラティリティの低下で、将来の株価変動に対するヘッジコストが安くなり、一部投資家がプロテクションを安く買うようになった。このような環境でヘッジを掛けることは多くの機関投資家にとって理にかなっている」と述べた。

トレード・アラートのデータによると、12日正午の時点でVIXオプションの取引は約50万枚と通常の1.3倍。VIX指数が7月19日までにほぼ2倍の25に上昇した場合に利益をもたらすコール・オプションが、最も活発に取引された。コール・オプションは、7月から9月までに満期を迎える上位20種の未決済建玉のうち17を占めている。

オプションメトリクスのデシモン氏は「VIXには多くの季節性がある。今は夏枯れ状態だが、9月と10月には上昇する」と述べた。

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