- 2023/07/13 掲載
独アウディ、上海汽車のEVプラットフォーム買収へ交渉=関係筋
[上海 12日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車メーカー、アウディが、中国同業の上海汽車集団傘下の電気自動車(EV)メーカー、智己汽車が保有するEVプラットフォーム(車台)の買収に向けて交渉していることが分かった。関係者2人が匿名を条件にロイター通信に語った。交渉は進んだ段階にあるという。
智己汽車は、中国電子商取引(EC)大手の阿里巴巴(アリババ)集団なども出資する高級EVブランド。初の市販車であるセダン「L7」の納車を2022年6月に開始した。
アウディと上海汽車はコメントを控えた。アウディの提示価格や、上海汽車が買収後に引き続きL7の生産に関与するかどうかは現時点で不明。
アウディが智己汽車のプラットフォームを買収する可能性は、中国のメディアが11日に伝えた。これに先立ちドイツの自動車業界メディアは、アウディが複数のメーカーと買収交渉中であると伝えていたものの、具体的な社名は明らかにしていなかった。
アウディが他社のプラットフォームを買収したことはこれまでにない。中国向け車種に親会社VWのEV専用プラットフォームMEBを活用しつつ、VW傘下のポルシェとともに新たなプラットフォームの開発を進めている。
*カテゴリーを追加して再送します。
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