- 2023/07/13 掲載
英GDP、5月は前月比0.1%減 予想ほど落ち込まず
[ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が13日発表した5月の国内総生産(GDP)は前月比0.1%減となり、市場予想(0.3%減)ほどは落ち込まなかった。
ストライキやチャールズ国王の戴冠式に伴う祝日の影響があったが、第2・四半期はマイナス成長を回避できる見通しだ。
部門別ではサービス部門がゼロ成長、その他の部門は全てマイナス成長だった。
ONSによると、芸術・娯楽部門、ホテル・外食部門が祝日で恩恵を受けたとの報告があった一方、医療・鉄道・教育部門はストが悪影響を及ぼした形跡がある。
6月のGDPが0.1%減を上回れば、第2・四半期のマイナス成長は回避できるという。英経済は追加の祝日で生産が一時的に減少した場合、その後数カ月にわたって生産が回復することが多い。
ハント財務相は高インフレが引き続き経済成長を阻害していると指摘。「経済成長を取り戻し、家計への圧力を緩和する最善の方法はできる限り早期にインフレを抑制することだ。われわれの計画は続く。計画を堅持する必要がある」と述べた。
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