- 2023/07/27 掲載
米マテル、第2四半期収益が予想超え 映画「バービー」で好調持続へ
第2・四半期の調整後1株損益は0.10ドルの黒字。リフィニティブのまとめによるとアナリスト予想平均は0.02ドルの赤字だった。為替変動の影響を除く純売上高は前年同期比13%減の10億9000万ドルだったが、アナリスト予想の10億ドルを上回った。通期の売上高と調整後利益の予想は据え置いた。
クレイツ氏はアナリスト向け電話会議で、「バービーは7月初め以来のPOS(販売時点情報管理)データがプラスに転じ、基調の改善が見られる」と指摘。実写版映画に関連する玩具や商品の品ぞろえを下半期に拡大する方針を示した。
バービーの実写版映画は先週末に米国とカナダの興行収入が1億62000万ドルに達し、記録的なヒットとなっている。
マテルは決算発表に先立ち、リチャード・ディクソン最高執行責任者(COO)が8月3日に退任し、米衣料大手ギャップの最高経営責任者(CEO)に就任する人事も公表した。
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