- 2023/07/27 掲載
BNPパリバ、第2四半期純利益が予想上回る デットファイナンス好調
純利益は4.9%減の28億1000万ユーロ(31億2000万ドル)。訴訟関連費用の1億2500万ユーロを含め税引き後で7 億2300万ユーロの特別項目が圧迫した。ただしBNPがまとめたアナリストのコンセンサス予想(24億9000万ユーロ)は上回った。
グループ収入は114億ユーロ。1.5%減少したが予想は上回った。不良債権引当金に相当するコスト・オブ・リスクは予想より少なく6億8900万ユーロだった。
BNPは2025年の目標を確認した。
コーポレート・インスティテューショナル・バンキング(CIB)部門は2.3%減収。債券・コモディティー・為替トレーディングが18.4%減少し、株式トレーディングとプライマリー・サービスが3%減少したことが響いた。ただCIB部門で債券発行やシンジケート・ローンを扱うグローバル・バンキング事業の収入は比較可能なベースで17.5%増加した。
BNPは50億ユーロの自社株買い計画は予定通り実施すると確認した。25億ユーロ規模の第2弾が承認され、8月初旬に開始する予定という。
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