- 2023/07/28 掲載
独VW、今年の納車見通し下方修正 現金収支の改善目指す
値上げやコスト削減で下半期のキャッシュフロー改善を目指す方針も示した。
0805GMT(日本時間午後5時05分)現在、同社株は3.5%下落している。
今年の納車台数の予想は900万─950万台。従来予想は約950万台だった。景気の先行き不透明感を理由に挙げた。
今年の財務目標は据え置いた。納車台数の減少を値上げと生産効率化で補うとみられる。
半導体などの主要部品の供給は改善したが、上半期は輸送や物流の遅れが重しとなった。
ただ、下半期には待ち時間が大幅に短縮される見込み。受注は165万台と高水準で、需要は安定しているという。
VWグループの4─6月の納車台数は世界全体で前年同期比18%増の230万台だった。
通期のネットキャッシュフローの目標は60億ユーロ(66億6000万ドル)─80億ユーロ。目標レンジ下限の達成に向けた対策を導入したという。
上半期は25億ユーロと低迷。第2・四半期は約71%減の2億2600万ユーロだった。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR