- 2023/08/01 掲載
JR3社、4~6月期営業増益=経済正常化で鉄道利用回復
JR東日本、東海、西日本3社の2023年4~6月期連結決算が1日、出そろった。3社とも売上高は前年同期比2桁の伸び率で、本業のもうけを示す営業利益は約1.8~2.7倍となった。社会経済活動の正常化に伴って、鉄道利用の回復が進んだ。運輸収入は、通年でコロナ禍の影響を受けなかった18年同期と比べ、9割程度の水準に持ち直した。
営業利益はJR東が前年同期比99.0%増の801億円、JR東海が75.4%増の1465億円、JR西が約2.7倍の522億円。純利益はJR東が約2.4倍の448億円、JR東海が92.7%増の905億円となった一方、JR西はコロナ対策の税制特例適用で膨らんだ前年の反動で、42.4%減の333億円だった。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京駅のホームに入る新幹線=7月21日
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