- 2023/08/01 掲載
英運用大手マン・グループ、上期は一部成績不振 運用資産は最高
上期のコア・パフォーマンス報酬は3200万ドル。マンは「トレンド・フォロー型の絶対リターン戦略にとって第1・四半期は厳しかった」と説明した。
今年3月は、米地銀の破綻が相次ぎ、スイスの金融大手クレディ・スイスも破綻し株・債券・為替市場が動揺した。
運用成績は、AHLエボリューション・ファンド、ヌメリック・グローバル・コア・リラティブ・リターン・ファンド、アクティブ運用のGLGグローバル・エマージング・マーケット・デット・トータル・リターン・ファンドでマイナスになった。
AHLエボリューション・ファンドと「その他オルタナティブ」と表示されたファンドのパフォーマンス・フィーは前年同期比80%以上減少した。
コア税引前利益は前年比65%減の1億3700万ドル、ファンドの運用成績に左右される報酬コストも25%減少し2億5700万ドルとなった。
第1・四半期の運用環境が厳しかったにもかかわらず、上期は正味26億ドルの資金が流入し、同業他社を約2.5%上回った。前年同期を20%下回った。
ルーク・エリス最高経営責任者(CEO)は、資金流入は差別化された投資戦略に対する「広範な需要」を反映すると述べた。
運用資産は過去最高の1517億ドルに増加し、アナリスト予想を上回った。
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