- 2023/08/01 掲載
独製造業PMI、7月改定値は38.8 20年5月以来の低水準
速報値から改定はなかった。前月は40.6だった。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「ひどい数字だ」と述べ、新規受注が過去約30年間で最大級の落ち込みとなったほか、雇用は21年以来初めて減少したと指摘した。
投入コストと製品価格は金融危機以降で最も速いペースで低下した。
景気の先行きに対する期待を示す指数は3カ月連続で低下し、昨年11月以来の低水準となった。企業は需要の持続的な減速を懸念しており、悲観的な見方が強まっていることが示された。
デラルビア氏は「ドイツ経済全体が今年後半にトラブルに見舞われるリスクは明らかに高まっている」との見方を示した。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR