- 2023/08/03 掲載
米当局の資本要件強化案、融資抑制の恐れ=JPモルガンCEO
CNBCのインタビューで、規制当局が影響を全く考えず、ほとんど点検もせずに規則を起草しているとし、それがすでに米経済成長を遅らせている可能性があると指摘した。
「当局が全ての住宅ローンや中小企業向け融資を銀行システムから排除したいのならそうすればいいが、国民に伝えるべきだ。それは消費者に大きな影響を与えるだろう」と述べた。
ダイモン氏はクレジットスコアの低い消費者に少額の住宅ローンを提供することが難しくなるとした。
銀行のストレステスト(健全性審査)については「明らかに機能しなかった」と述べ、それよりも中国やサイバーセキュリティーの脅威をはるかに懸念しているとした。規制当局との対話が不足しているという苦言も呈した。
また、連邦債務の上限を撤廃すべきだとし、与野党が状況を困難にするやり方で利用していると批判した。
格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の主要格付けを引き下げたことはあまり重要ではないと述べた。
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