- 2023/08/03 掲載
米ヤム・ブランズ、第2四半期業績は予想超え KFCが好調
「タコベル」と「ピザハット」の客足が振るわなかったものの、「ケンタッキーフライドチキン(KFC)」が好調だった。新型コロナウイルスのパンデミックに起因するサプライチェーン(供給網)混乱やロシアのウクライナ侵攻で跳ね上がっていた原材料コストが落ち着いてきたことも追い風だった。
KFCは低価格メニューの需要が堅調で、既存店売上高伸び率は13%と、アナリスト予想の8.29%を超えた。
ヤム・ブランズのデービッド・ギブス最高経営責任者(CEO)はこうしたKFCの品ぞろえについて、米国の低所得層で最も販売が拡大し、新たな若い世代の顧客にもアピールできたと説明した。
エドワード・ジョーンズのアナリスト、ブライアン・ヤーブロー氏は「鶏肉はかなり人気になっている。より多くの消費者が牛肉よりも鶏肉を食べるようになっており、(KFCは)実際にそうした市場に狙いを定めている」と指摘した。
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