- 2023/08/09 掲載
キャセイ航空、上期利益は10年以来の高水準 政府保有株買取へ
最大45億香港ドルとの予想と一致した。香港当局が厳しい新型コロナウイルス感染対策を実施していた前年同期は50億香港ドルの赤字だった。
パトリック・ヒーリー会長は声明で「再建はまだ道半ばだが、正しい道を進んでいることが上半期の業績で示された」と述べた。
旅客輸送能力は年内に新型コロナ前の70%、2024年末までに100%の水準へ回復すると予想している。現在は約60%、1年前は3%だった。
香港政府が保有する195億香港ドルの優先株について、50%を23年末までに、残りを24年7月末までに買い戻す方針を示した。
中国銀河国際のビジネス・ディベロップメント・ディレクター、ユージン・ロー氏は「決算は悪くない」としながらも、株式は前日の上昇を受けて利益確定の売りが出るかもしれないと述べた。
キャセイのロナルド・ラム最高経営責任者(CEO)は、労働力不足と供給網の問題は24年までに改善し正常化すると予想した。
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