- 2023/08/30 掲載
豪政府、国債の気候変動リスク明示で和解へ
和解条件として、気候変動がシステミックリスクであり、国債価格に影響する可能性があることを認める文書を開示する。和解には連邦裁判所の承認が必要。
訴訟は2020年に投資家のキャスリーン・オドネル氏が起こした。気候変動により政府の債務返済が困難になるリスクを投資家に明示すべきだと訴えていた。
弁護士によると、オドネル氏は損害賠償は求めていない。
裁判所は10月11日に審理を行い、和解を認めるかを判断する。
オドネル氏は23歳の学生だった20年に国債を購入。国債が満期を迎える50年には同国が異常気象などに頻繁に見舞われている可能性があると訴えていた。
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