- 2023/09/04 掲載
日経平均は6日続伸、米追加利上げ観測の後退で
日経平均は86円高でスタートした後も、徐々に上げ幅を拡大。後場に入っても堅調な推移を続け、この日の高値で引けた。ただ、日経平均は前週末までの5連騰で1000円超上昇しており、戻り待ちや利益確定の売りが出る場面もみられた。
ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「米雇用統計や米ISM製造業景気指数の結果が好感されたほか、為替の円安やアジア株の堅調さが日本市場の追い風となった」との見方を示した。一方、3万3000円に近付くと短期的な利益確定目的の売りもでやすい、という。
TOPIXは1.02%高の2373.73ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比1.02%高の1221.61ポイント。プライム市場の売買代金は3兆2415億9200万円だった。東証33業種では、値上がりは鉄鋼や海運、輸送用機器など32業種で、値下がりは空運のみだった。
個別では、前週末に決算を発表した伊藤園が12.2%高で、年初来高値を更新した。為替の円安基調を背景に、主力のトヨタ自動車は3.1%高、SUBARUは3.8%高と、自動車株などもしっかりと推移した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1422銘柄(77%)、値下がりは372銘柄(20%)、変わらずは40銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32939.18 +228.56 32797. 32,714.94─32,939.
32 18
TOPIX 2373.73 +23.98 2357.1 2,352.83─2,373.73
3
プライム指数 1221.61 +12.35 1213.3 1,210.90─1,221.61
5
スタンダード 1142.19 +6.64 1138.2 1,137.40─1,142.19
指数 9
グロース指数 969.01 -0.43 971.33 966.49─976.49
東証出来高( 133631 東証売買代金(億円 32415.
万株) ) 92
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