• 2023/10/07 掲載

米12月利上げ観測高まる、雇用統計好調 米国債利回り上昇

ロイター

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Howard Schneider Ann Saphir

[ワシントン 6日 ロイター] - 米労働省が6日発表した9月の雇用統計で労働市場が十分な強さを維持していることが示されたことを受け、連邦準備理事会(FRB)は年内に追加利上げを実施し、より長期間にわたり金利を高水準にとどめるとの観測が一段と高まった。

短期金融市場では、FRBが12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの利上げを決定する確率が約50%であることが織り込まれている。雇用統計前は約34%だった。

FRBは9月のFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%に据え置くと決定。FOMCは年内にあと2回予定されている。

雇用統計を受け、来年に利下げが実施される確率も低下。金利先物は現在、2024年末の政策金利は4.69%と予想。雇用統計発表前の4.59%から上昇した。

ただ、ジェフリーズのシニア・エコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は、好調だった9月の雇用統計を受けても、10月31日─11月1日の次回FOMCで利上げが決定されるには十分ではないと指摘。「9月は雇用者数が大きく伸びたが、基調的な内容はそれほど強くはなかった。次回FOMCでFRBが利上げに傾くとは思えない」としている。

雇用統計を受けた金利先高観を反映し、米国債利回りが上昇。10年債利回りは4.887%、30年債利回りは5.053%と、共に2007年以来の高水準を付けたほか、2年債利回りは5.151%まで上昇した。

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