- 2023/10/10 掲載
東京株、600円超高=投資家心理改善、買い戻し優勢
10日午前の東京株式市場で、日経平均株価の上げ幅が前週末比600円を超えた。米雇用統計を通過し、米国株が上昇したことを受けて投資家心理が改善し、買い戻しが優勢となった。午前9時半現在、日経平均は661円44銭高の3万1656円11銭。
6日に公表された米雇用統計は堅調な内容で、米国の金融引き締め長期化を警戒する向きもあったが、市場で波乱はなかった。市場関係者は「東京市場では前週の下げがきつかった反動で、ほぼ全面高になっている」(大手証券)と指摘する。中東情勢の緊迫化により原油相場が上昇した影響で、鉱業株や商社株の上昇が目立っている。
【時事通信社】
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