• 2023/10/10 掲載

高金利長期化、米成長率を0.5ポイント押し下げへ=GS

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David Randall

[ニューヨーク 9日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのストラテジストは8日付の調査ノートで、米国の高金利長期化で経済成長率が0.5%ポイント押し下げられると推計し、不採算の上場企業は人員削減を余儀なくされるかもしれないと予想した。

米連邦準備理事会(FRB)の積極利上げに対して労働市場と消費が底堅いことから、景気を熱しも冷ましもしない中立金利は前回の景気サイクルに比べて上昇している可能性が高いと分析。

この結果、現在の政策金利はリセッション(景気後退)を引き起こすほど高くはなく、FRBが利下げの必要性を感じにくくなる状況だと指摘。

「市場はインフレ鈍化が近く利下げを促す要因になると確信できなくなっている」とした。

高金利の長期化は上場企業の約半数に当たる2022年の不採算企業に重くのしかかると警告。人員削減などでコスト圧縮を進める企業が続出することで月間で雇用の伸び幅が2万人縮小し、国内総生産(GDP)成長率を0.2%ポイント押し下げると試算した。

高金利は米債務の対GDP比率を今後10年間で96%から123%に押し上げるとの見通しも示した。ただ、債務の持続性に懸念が強まっても、議会の行き詰まりなどから財政赤字削減について合意がまとまる可能性は低いとした。

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