- 2023/10/10 掲載
豪消費者信頼感、10月は上昇 生活費上昇で悲観派なお多く
同指数は中立を示す100の水準を昨年3月から下回っており、1990年代初めの景気後退期以降で最長となっている。
豪中銀は今週、政策金利を4カ月連続で4.1%に据え置いたが、インフレ抑制のため再び利上げの必要が生じる可能性があると指摘した。
ウエストパックのチーフエコノミスト、マシュー・ハッサン氏は、「消費者の心理はやや改善したが、楽観的な見方は依然極端に少ない。家計と雇用の見通しを巡ってわずかながら希望の片鱗が見えるものの、インフレの高止まりや利上げ懸念の再浮上が影を落としている」と述べた。
同氏は、回答者の63%が今後1年間に住宅ローン金利が上昇すると予想。9月の48%から上昇した。
家計に対する信頼感は2.7%上昇し、今後1年の見通しは2.6%改善した。今後1年間の経済見通しは横ばい、5年後の見通しはやや改善した。
一方、大型家財道具の購入に適した時期かどうかを示す指数は7.6%と大きく上昇した。
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