- 2023/10/12 掲載
業務用小麦粉値下げ=3年ぶり、パンなどに影響も―日清製粉
日清製粉(東京)は12日、業務用小麦粉を2024年1月10日納品分から値下げすると発表した。政府による輸入小麦の売り渡し価格が11.1%引き下げられたためで、値下げは21年1月以来3年ぶり。他の製粉会社も追随する見通し。値上げが続くパンやうどんなどの価格に影響を与える可能性がある。
値下げ額は、パンなどに使われる強力系小麦粉が25キロ当たり税別で225円、うどんや菓子に使われる中力系・薄力系小麦粉は310円。国産小麦100%の小麦粉も、輸入小麦粉に連動させて335円値下げする。
小麦の大部分を輸入に頼る日本では、政府が外国産小麦を一元的に買い付け、製粉会社などに売却している。売り渡し価格は毎年4、10月に見直される。
【時事通信社】
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