新幹線、来春から全面禁煙＝非常用飲料水を配備―ＪＲ各社

ＪＲ東海、西日本、九州の３社は１７日、２０２４年春に東海道、山陽、九州新幹線車内の喫煙ルームをすべて廃止すると発表した。健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえた。東日本と北海道は既に、全面禁煙としており、新幹線を運行する全社の対応がそろった。

喫煙ルーム廃止後は、非常用飲料水を配備し、駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合などに、乗客に配布するという。西日本は併せて、山陽新幹線の一部の駅に設置している、壁で区切られていない喫煙コーナーもすべて廃止する。

【時事通信社】