- 2023/10/17 掲載
スウェーデン、物価上昇圧力なお高すぎる 中銀総裁ら議会証言
テデーン総裁は「金利が上昇すると注目されやすい。しかし、恒常的に高すぎるインフレ率の代償は著しく大きい。購買力を確実に回復させる必要がある」と強調した。
スウェーデン中銀は先月、政策金利を予想通り0.25%引き上げ4.0%としたほか、インフレ率を目標の2%に戻すには追加措置が必要な可能性があると表明した。
ブレマン副総裁は、家計の消費と貯蓄、労働市場の動向、企業の価格決定行動が今後の鍵となると指摘。
「今後の金融政策の方向性を決めるのは、インフレに関する総合的な評価だ。持続的に低く安定したインフレ率に戻すため、金融政策は今後一定期間、明確に制約的である必要がある」との見方を示した。
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