• 2023/10/18 掲載

ゴールドマン、第3四半期33%減益 予想は上回る

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Niket Nishant Saeed Azhar

[17日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスが17日発表した第3・四半期決算は減益となったものの、1株利益は市場予想を上回った。フィンテック事業のグリーンスカイや不動産投資に絡む評価損が業績を圧迫したものの、ディールメーキングの回復が下支えた。

純利益は33%減の20億6000万ドル。1株当たり利益は5.47ドルで、LSEGによるアナリスト平均の5.31ドルを上回った。

米株式市場午前の取引で、ゴールドマンの株価は約0.8%安で推移した。

デイビッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は声明で「現在の取り組みが2024年に向けより強固な基盤を整える。好条件が続けば、資本市場と戦略的活動双方の継続的な回復が続く見通し」と述べた。

ゴールドマンは9月、ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英半導体設計大手アームや食品宅配サービス「インスタカート」を運営する米メープルベアな注目を浴びた新規株式公開(IPO)の引き受け幹事を務めた。

投資銀行部門の手数料は前年からほぼ横ばいの15億5000万ドル。債券の引き受けやIPOの活発化が追い風となった。

一方、消費者向け融資の低調は続いた。グリーンスカイ関連は5億0600万ドル、不動産投資関連では3億5800万ドルの評価損をそれぞれ計上した。

資産・ウェルスマネジメント部門の収入は20%減の32億3000万ドルだった。

また、金利上昇に伴い金融機関のリスクとして浮上している商業用不動産向けローンは、ゴールドマンの融資ポートフォリオ全体の14%を占めた。

今年に入り実施している人員削減を背景に、9月末時点の従業員数は4万5900人。前四半期比で3%増だが、前年同期比では7%近く減少した。

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