都心マンション、平均１億円超＝４～９月の新築販売価格

不動産経済研究所が１８日発表した２０２３年度上半期（４～９月）の首都圏（東京都、神奈川、埼玉、千葉各県）新築マンション市場動向によると、東京２３区の平均価格は前年同期より３６．１％高い１億５７２万円だった。年度上半期として１億円を超えるのは初めて。建築資材価格や人件費、土地代などの高騰に加え、富裕層向けに超高額物件の売り出しが相次いだ。

首都圏全体も、共働き世帯の購入意欲が高かったことなどから駅近の高額物件が人気で、平均価格は２３．７％上昇の７８３６万円。２１年度上半期の６７０２万円を上回り、過去最高を更新した。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京都心に並ぶマンション群＝東京都中央区