- 2023/10/20 掲載
長期金利、0.845%に上昇=日銀、臨時資金供給を予告
20日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債(第372回債)の流通利回りが一時0.845%に上昇(債券価格は下落)した。2013年7月以来、約10年3カ月ぶりの高水準。日銀は同日、臨時の資金供給オペレーション(公開市場操作)を24日に実施すると予告し、急速な上昇を抑え込む姿勢を示した。その後、長期金利は低下した。
米国の長期金利は一時5%を付け、上昇傾向が鮮明になっている。このため、日本国債にも売り圧力が強まっている。日銀が今月末に金融政策決定会合を開くのを前に、追加の政策修正観測が広がっていることも金利の上昇要因となった。
【時事通信社】
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