- 2023/10/23 掲載
ニデック、9月中間は最高益=構造改革と円安寄与
ニデック(旧日本電産)が23日発表した2023年9月中間連結決算は、純利益が前年同月比22.4%増の1060億円と過去最高を更新した。中国電気自動車(EV)市場の台数伸び悩みの影響を受けたが、脱炭素需要を追い風に米国を中心に発電機向けモーターなど産業用製品が伸長。構造改革による固定費の削減や円安も寄与した。
売上高は2.6%増の1兆1606億円、営業利益は20.1%増の1157億円でともに、過去最高。一方、23年4~6月期との比較では、EV向けモーターなど車載製品の営業利益が51.6%減となった。EVモーター製品拡充のための開発投資の強化などが影響した。24年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。
【時事通信社】
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