- 2023/10/24 掲載
ビットコインが3カ月ぶり高値、現物ETF巡る期待で
[23日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)ビットコインが23日(訂正)の取引で4.73%上昇し、3カ月ぶり高値となる3万1420ドルを付けた。ビットコインの現物に投資する上場投資信託(ETF)の承認に期待が高まっている。
暗号資産やブロックチェーン(分散型台帳)関連企業の株価も上昇し、コインベース・グローバルは3.4%高、マラソン・デジタル・ホールディングスは12.8%高で取引を終えた。
ビットコインは今月11日の安値(2万6533ドル)から18%超上昇している。
暗号資産運用大手グレースケール・インベストメンツの調査担当マネジングディレクター、ザック・パンドル氏は「最近の地政学的緊張は、金現物や多くの投資家が『デジタルゴールド』と見なすビットコインなど希少資産への需要を高めている」と述べた。
ビットコインは23日(訂正)の取引で、ブラックロックが申請したビットコイン現物ETFを巡る誤った報道を受けて一時急騰した。米証券取引委員会(SEC)は現在も同申請を審査中で、遅くとも来年までに決定する見通し。
投資会社ファインキアのリサーチアナリスト、マッテオ・グレコ氏は「この1カ月間、ビットコイン現物ETFの承認が近いという観測が広がり、ビットコインのモメンタムがかなり高まっている」と述べた。
イーサは2.79%高の1710.6ドル。
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