- 2023/10/30 掲載
OLCが来期の営業益など目標引き上げ、入園者が想定以上に回復
[東京 30日 ロイター] - 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは30日、2025年3月期の営業利益やROE(自己資本利益率)などの財務目標を上方修正したと発表した。入園者数の回復が想定を上回り24年3月期の業績予想を上方修正したことを踏まえた。
25年3月期の連結営業利益は当初1000億円以上としていたが、「1600億円レベル」に引き上げた。24年3月期は、上期に東京ディズニーリゾート40周年イベントでの集客、インバウンド客が想定を上回ったことに加え、来園者1人当たり売上高が増加し、通期業績予想を上方修正したことを踏まえた。
連結営業キャッシュフローは1285億円以上から「1800億円レベル」に、8%以上としていたROEは「11%レベル」に見直した。入園者数は2600万人を想定していたが、足元の集客状況を踏まえ2850万人を目指すとしている。
24年3月期の連結営業利益予想は、前期比31.9%増の1467億円(従来予想は1221億円)に上方修正した。年間入園者数の予想は2630万人に引き上げた(前回発表は2510万人)。営業利益予想は、IBESがまとめたアナリスト14人の営業利益予想1707億円を下回った。
売上高予想は同23.1%増の5946億円(従来予想は5439億円)に、純利益予想は同30.3%増の1051億円(従来予想は869億円)に、それぞれ上方修正した。年間配当予想は1株あたり2円引き上げ11円とした。
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