• 2023/10/30 掲載

独GDP、第3四半期前期比-0.1% 購買力低下と金利上昇が重し

ロイター

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[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が30日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比(季節調整後)で0.1%減となった。購買力低下と金利上昇が重しとなった。

ロイターがまとめた市場予想は0.3%減だった。

第2・四半期のGDPは前期比横ばいから0.1%増に修正された。

第1・四半期のGDPもマイナス成長から横ばいに修正された。

第3・四半期は家計消費が減少。高インフレで消費者の購買力が引き続き低下した。資本投資はGDPの押し上げに寄与した。

INGのマクロ担当グローバルヘッド、カールステン・ブルゼスキー氏は「ユーロ圏でドイツの経済成長が出遅れていることが少なくとも明らかになった」と述べた。

今後の見通しについては、欧州中央銀行(ECB)の金融引き締めの影響が波及しており、在庫サイクルはまだ反転していないと指摘。地政学的な不透明感も引き続き重しになるとの見方を示した。「今年だけでなく来年も小幅なマイナス成長とゼロ成長の間で推移しそうだ」としている。

コメルツ銀行は冬季の半年間が再びマイナス成長になると予想。チーフエコノミストのイェルク・クレーマー氏は「楽観的な期待に反し、消費が回復する可能性は低い」と述べた。

パンテオン・マクロエコノミクスのユーロ圏チーフエコノミスト、クラウス・ビステセン氏は「ドイツ経済は完全にぬかるみにはまっている」とし、第4・四半期にぬかるみから抜け出せるか疑わしいとの見方を示した。

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