- 2023/10/31 掲載
中国BYD、第3四半期は過去最高益 国内EV市場で主導権維持
世界最大の自動車市場である中国で需要が軟化し、複数の競合メーカーが価格を引き下げる中で主導権を維持し、販売は堅調に伸びた。
純利益は予想されていた95億5000万―115億5000万元の範囲内だった。ただ、前年同期の2.4倍超だった第2・四半期に比べて伸びは小さかった。
ロイターの分析によると、売り上げ総利益率は第2・四半期の18.73%から22.12%へ上昇した。
BYDのデータによると、第3・四半期の新エネルギー車(NEV)の販売台数は前年同期比53%増の82万4001台と過去最高を更新。第3・四半期に海外市場で販売したNEVは7万1231台で、前年同期の4.2倍超となった。
BYDは今年9月、日本でEVの2番目のモデルの販売を始めた。BYDは深センに拠点を置き、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイも出資している。
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