- 2023/10/31 掲載
10月の中国景況感、2カ月ぶり節目割れ=需要低迷響く
【北京時事】中国国家統計局が31日発表した10月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.5だった。前月から0.7ポイント低下し、2カ月ぶりに景気の拡大・縮小を判断する節目の50を下回った。需要の強さを示す新規受注の悪化が響いた。
新規受注は1.0ポイント低下の49.5と、3カ月ぶりに節目を割り込んだ。関連産業を含めて国内総生産(GDP)の約3割を占めるとされる不動産市場の低迷が長期化し、経済全体の冷え込みにつながっている。雇用も48.0へ悪化した。
【時事通信社】 〔写真説明〕中国江蘇省淮安市の建設現場で働く作業員=26日(AFP時事)
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