- 2023/10/31 掲載
仏GDP、第3四半期は前期比+0.1% 10月CPI鈍化
Marine Strauss Tassilo Hummel
[パリ 31日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が31日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は前期比0.1%増加した。
ロイターがまとめた市場予想と一致した。
第2・四半期から鈍化したものの、家計消費が0.7%増加し、小幅ながらプラス成長を維持した。
ルメール経済財務相は記者団に「家計の伸びが上向いたのは朗報だ。これが第3・四半期の成長を押し上げた」と指摘。最近はインフレ鈍化の傾向が見られ、来年の経済成長目標である1.4%を達成できるとの見方を示した。
第2・四半期のGDP改定値は0.6%増だった。
同時に発表となった10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は欧州連合(EU)基準で前年比4.5%となりロイターがまとめた市場予想と一致、9月の5.7%を下回った。エネルギー・食品価格が引き続き鈍化した。
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