- 2023/11/01 掲載
財新の中国製造業PMI、10月は再び50割れ
アナリスト予想の50.8も大幅に下回った。
軟調な外需により販売の伸びが鈍化し、生産が減少した。新規輸出受注は4カ月連続で減少している。
財新智庫のエコノミスト、王哲氏は「10月の製造業は全体的に活気を欠いた」と指摘。「中国経済は底入れの兆しを見せているが、回復の基盤が盤石ではない。需要は弱く、国内外に多くの不透明感が依然としてあり、期待感が引き続き比較的弱い」とした。
予想を下回る販売と製品出荷の遅れから在庫が2015年9月以来の大幅な増加となった。雇用は2カ月連続で減少した。
原材料や石油の価格上昇で投入価格は9カ月ぶりの高水準を付けた。
今後1年の景況感を示す指数も再び低下し、22年9月以来の低水準を付けた。
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