- 2023/11/06 掲載
東京株、758円高=米引き締め警戒後退
6日の東京株式市場は、米国の金融引き締めへの警戒感が後退する中で買いが優勢になった。日経平均株価は一時、連休前に比べ800円超上昇するなど大幅続伸。終値は758円59銭高の3万2708円48銭となり、10月31日から4営業日の上げ幅は2000円を超えた。
3日に米国で発表された10月の雇用統計で就業者数が事前予想ほど伸びず、米国の利上げ局面の終わりが意識され、米金利が低下。米株式市場では金利低下を好感した買いが広がり、連休明けの東京市場も幅広い業種が値上がりする堅調な展開となった。
金利低下により割高さが薄れた半導体関連株などの強さが目立った。市場では「今後の決算発表で国内企業の業績改善傾向が確認されれば、日経平均は今年の高値(7月3日の3万3753円)を試すかもしれない」(大手証券)との声も聞かれた。
【時事通信社】
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