- 2023/11/20 掲載
米GM傘下クルーズ、CEO辞任 自動運転車事故で試験中止
[19日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のロボットタクシー部門のカイル・ボグト最高経営責任者(CEO)が辞任した。ボグト氏は18日に、同社が米国内で車両の安全性に関する調査を進めていることを巡り従業員に謝罪していた。
同氏は従業員に宛てた電子メールで、詳しい理由は説明せずに「職を辞した」と表明。「過去10年間は素晴らしかった。クルーズを助けてくれた全ての人に感謝する」と述べた。ボグト氏は38歳。
クルーズの無人タクシーは10月にサンフランシスコで、ひき逃げされて隣の車線に投げ出された歩行者を避けられず、再度ひいてしまう事故を起こした。
カリフォルニア州の規制当局はクルーズの自動運転車が一般市民にとって危険であるとして営業許可を停止。同社は今月、車両の安全性を調査するため、全米で車両の試験を中止した。
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