- 2025/05/06 掲載
独4月サービスPMI改定値は49.0、5カ月ぶりに50割れ
速報値の48.8からは小幅な上方改定となった。需要の減退と顧客支出の減少を受けて、2024年2月以来の低水準に落ち込んだ。
新規事業は8ヵ月連続で減少。ただ、減少のペースは3月よりは緩やかだった。
ハンブルク商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、新規事業の縮小、受注残の減少、輸出の回復の兆しが見えないことを挙げ「一見すると先行きはあまり明るくない」としつつも「しかし、企業は依然として雇用を続けており、雇用者数は2カ月連続で増加している。企業はまだ降参したわけではない」と語った。
サービス業と製造業を合わせた総合PMIの改定値は50.1で、3月の51.3から低下した。製造業の生産増加は加速したが、サービス業の不振を補えなかった。
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