- 2025/05/07 掲載
アジアの航空会社、インド・パキスタン戦闘でルート変更や欠航
インドは7日、パキスタンと係争地カシミール地方のパキスタン支配地域にある計9カ所の「テロリストのインフラ」を攻撃したと発表した。
数十便の民間航空機がパキスタン領空を避けるため迂回(うかい)。フライトレーダー24によると、現地時間7日朝までに、パキスタン発着の52便がキャンセルとなった。
台湾のエバー航空は、安全上の理由から、戦闘の影響を受ける空域を避けるため欧州発着便を調整すると発表。大韓航空はソウル(仁川)─ドバイ便のルートを変更、従来のパキスタン領空を通過するルートではなく、ミャンマー、バングラデシュ、インド上空を通過するルートを選択した。
ロシアがウクライナに侵攻する前は、台湾発欧州行きの便の多くがロシアを経由していたが、台湾が西側の対ロシア制裁に参加した後は、台湾の航空会社がロシアを経由することは禁止されており、通常はインド、パキスタン、中央アジア上空を飛んでいる。
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