• 2025/05/21 掲載

午前の日経平均は反落、円高を警戒 物色面では幅広く買われる

ロイター

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[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比37円69銭安の3万7491円80銭と反落した。朝方は前日の地合いを引き継ぎしっかりで始まったものの、円高への警戒感が強くマイナスに転じた。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議、相互関税を巡る日米交渉などを控えることも見送り要因となっている。ただ、物色面では幅広く買われており、相場の内容は悪くないとの指摘もあった。

日経平均はマイナスで前引けたものの、東証プライム市場の騰落数では値上がり銘柄数が6割弱となっており、物色面では個別で賑わっている銘柄も多いため「相場の内容そのものは、むしろ良いと言える」(日東フィナンシャルグループ・社長の中島肇氏)との声が聞かれた。

ただ、イベント控えであるうえ、ドル高/円安が警戒されており「上値を積極的に買うのは難しい。少なくとも日米交渉の結果がわかるまでは動けないのではないか」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)という。

さらに、テクニカル面での警戒感も残っている。「リバウンド相場に一巡感も出ているようで、目先底を探る動きとなっているようだ。目安としては、75日移動平均線が位置する3万6900円台が考えられる」(国内証券ストラテジスト)との指摘もあった。

TOPIXは0.19%高の2744.09ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆9584億5800万円だった。

東証33業種では、値上がりは銀行、鉱業、石油・石炭製品など24業種、値下がりは保険、その他製品など9業種だった。

個別では、主力どころでソニーグループなどが軟調となり、東京海上ホールディングスも下落。指数寄与度の大きいファーストリテイリングもさえない。半面、東京エレクトロン、トヨタ自動車などがしっかりとなり、みずほフィナンシャルグループなど銀行株が買われた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが970銘柄(59%)、値下がりは598銘柄(36%)、変わらずは63銘柄(3%)だった。

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