- 2025/05/21 掲載
京成、今期13.6%営業減益を予想 新中計で配当性向30%超目指す
[東京 21日 ロイター] - 京成電鉄は21日、2026年3月期通期の連結営業利益が前年比13.6%減の311億円になるとの見通しを発表した。年間配当予想は18円とした。
25年3月期通期の配当は、同年1月に1対3の株式分割を実施したことを考慮すると21円(特別配当5円を含む)。
為替変動に伴うインバウンド需要への影響や、電力などエネルギーコストへの影響による業績への影響を精査するため、26年3月期の業績見通しの発表が遅れていた。
また、中期経営計画(25-27年度)も発表。27年度に営業利益380億円、連結配当性向30%以上を目指す(24年度は14.6%)。計画期間の3年間で約3000億円の投資を見込み、自己資本利益率(ROE)は8%以上とした(24年度は9.7%)。
投資の内訳は、賃貸収益物件の取得など成長投資に1270億円、災害対策強化やバリアフリー・ホームドア工事の推進といった既存設備投資に1730億円。
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