- 2025/05/23 掲載
カタール投資庁の中国・華夏基金への出資、証監会が認可
[香港 23日 ロイター] - 中国の証券監督管理委員会(証監会)は、国内2位の投資信託会社、華夏基金管理(ChinaAMC)の株式の10%をカタール投資庁が取得することを認可した。
西側との緊張が高まる中、中東の大手投資家が中国の投資信託会社に出資するのは初めて。証監会が22日に明らかにした。
取得価格は非公表。華夏基金管理の筆頭株主が先に提出した文書によると、株式10%の価値は4億9000万ドル以上。
ロイターは昨年、カタール投資庁が華夏基金管理に出資することで合意したと報じていた。
カタール投資庁は、華夏基金管理の第3位の株主となる。華夏基金管理の資産は1兆8000億元(2499億8000万ドル)以上。個人投資家と機関投資家に投資信託と上場投資信託(ETF)を提供している。
中国と湾岸諸国の間では、政治・経済・金融分野で関係深化に向けた動きが相次いでいる。
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