- 2025/05/23 掲載
独GDP、第1四半期は前期比+0.4% 速報値の倍の伸び
[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が23日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.4%増となり、速報値の0.2%増から上方修正された。
低迷するドイツ経済がこのペースで成長したのは、0.6%成長した2022年第3・四半期以来。
統計局は、3月の製造業生産と輸出が当初想定よりも力強く伸びたと分析した。
輸出は、米国の輸入業者が関税を見越して購入を前倒ししたため、前期比で3.2%増加。家計消費は0.5%増と、これまでの四半期よりも力強い伸びを示した。
一方、政府支出は前期比0.3%減少した。統計局は、暫定予算の影響としている。
ドイツは昨年第4・四半期に0.2%のマイナス成長に陥り、リセッション(景気後退)懸念が強まっていた。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR