• 2025/07/15 掲載

「丑の日」物価高でも楽しんで=特大うなぎでお得感、価格帯幅広く

時事通信社

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19日の「土用の丑(うし)の日」を前に、スーパーや百貨店のうなぎ商戦が熱を帯びている。物価高で節約志向が高まる中でも、夏の風物詩を楽しんでもらおうと、家族でシェアできる「超特大サイズ」でお得感を打ち出したり、高級品からお手頃価格まで幅広い商品から選んでもらえるようにしたりと、工夫を凝らして需要を喚起する。

総合スーパーのイオンリテールは、特大・超特大サイズの鹿児島県産うなぎを過去最多の11万尾調達した。広報担当者は「大量に仕入れることでコストを抑えた」と話しており、2~3人で分けて楽しめる「超特大サイズ」(250グラム)のかば焼きは、物価高騰下でも昨年と同じ3866円に価格を据え置いた。

幅広い価格帯の商品を提供するのは百貨店の大丸東京店(東京都千代田区)。「多くの人に楽しんでほしい」(広報)との思いで、1人前5000円近い高級品から、「鰻天むす・天むすセット」(1188円)など他の具材と合わせることで実現した1000円台の商品まで、豊富な品ぞろえをアピールする。

ニホンウナギの稚魚は5年ぶりの豊漁とされるが、仕入れ値に反映されるのは「秋以降」(小売り大手)。コメの価格高騰もあって、弁当は昨年より10%程度値上がりしているという。

一方、「変わり種」で勝負するのは外食チェーン。ファストフードの「ロッテリア」は、初のうなぎ商品「うな丼バーガー」(990円)で参戦する。うなぎのかば焼きと国産米などを、ふんわりした食感のバンズで挟んだ。ファミリーレストラン「ロイヤルホスト」は、「うなぎとたまごのピラフ仕立て(うなぎ半尾)」(3608円)などの洋風料理7品を用意。企画担当者は「若い世代や訪日客にも食べてもらいたい」と話した。

【時事通信社】 〔写真説明〕イオンリテールが販売する超特大サイズのうなぎのかば焼き=6月23日、東京都品川区 〔写真説明〕イオンスタイル品川シーサイドのうなぎの特設売り場=6月23日、東京都品川区 〔写真説明〕ロッテリアが発売する「うな丼バーガー」(同社提供)

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