- 2025/07/15 掲載
リオ・ティント、鉄鉱石部門トップのトロット氏がCEO就任へ
[メルボルン/ロンドン 15日 ロイター] - 英豪系鉱業大手リオ・ティントは15日、鉄鉱石部門を率いるサイモン・トロット氏(50)が最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。同社で20年のキャリアを持つベテランのトロット氏に事業コストの抑制と長期的な成長の推進を託す。
同氏は4年間にわたって同社で最も収益性の高い鉄鉱石部門を統括してきた。8月25日付でCEOに就任する。現CEOのヤコブ・スタウショーン氏は5月に退任の意向を示していた。
RBC(シドニー)のアナリスト、カーン・ピーカー氏は「トロット氏はリオ・ティントのフリーキャッシュフローと収益の主なけん引役である鉄鉱石事業を非常によく理解している」と述べ、「比較的無難な人事だ」と評価した。
ドミニク・バートン会長は声明で、「トロット氏と取締役会は、リオ・ティントの次の段階が事業、コスト、財務規律に焦点を当て、(資産)ポートフォリオから株主にとって大きな価値を引き出すことであるという点で一致している」と述べた。
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