- 2025/07/16 掲載
ブラックストーン、ペンシルベニア州のデータセンターと発電所に250億ドル投資
グレイ氏によると、ブラックストーンはすでに電力消費量の多いデータセンターを建設する候補地を選定しており、ペンシルベニア州内の複数のデータセンターに電力を供給するため、電力会社と提携して天然ガス発電施設をさらに建設する計画もあると述べた。
人工知能(AI)の訓練と事業展開に必要とされるデータセンターの拡張に従って、巨大IT企業が米国の電力消費量を大幅に増加させている。
AI技術の拡大競争で最大の障害の1つは、供給網の制約や許認可が原因となってデータセンターに電力を供給するまで長い時間がかかることだ。発電所の敷地内にデータセンターを直接設置する「コロケーション」という方式を採用すれば、電力供給を開始するまでの時間を短縮できる可能性がある。
グレイ氏はブラックストーンがペンシルベニア州でコロケーション方式の事業に注力する計画だと述べた。「この地域にとても期待しているのは、データセンターを電力供給源のすぐ隣に設置できるという考え方で、それこそがこの地の特別な強みであり、両者を一体化できるのだ」と語った。
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